初級 初-⑦ 相半身片手取り一教(表)

初-⑦ 相半身片手取り一教(表)

概要

合気道の固め技は一教から五教まであります。
一番最初に習うから一教らしいです。
一番最初に習うだけ合って、全ての固め技の基本となりますので、しっかりと稽古しましょう。

例によって、1.2.3と分解して覚えましょう。

 

技の流れ

⓪ 相反身でお互いに構えましょう。
 相手の前の手で、自分の前の手を握られます。

①握られている前の手を内側から外側へ大きく回します。
  *なるべく大きく回しますが、自分の手が伸びきらないように注意しましょう。

 回すと同時に、相手の表に向かって、前足をやや進める場合が多いです。

②自分の手がちょうど一番高く上がったときに、相手の脇が開き、肘が見えていると思います。その肘を自分の後ろ側の手でやや下側から持ちます。
 *まさに肘関節付近を持ちましょう。

受けの人は肘を持たれるときの段階で、肘を柔らかくし、曲げるようにしましょう。手を突っ張って伸ばすのは危険です。
  *取りの人は肘が曲がっていないからといって、技が決まらないわけではありません。やりにくくはありますが。

③そして、そのまま、斜め45度くらいの方向に向き直るようにして腰を回転させます。
 *腰を切るという言い方をします。

同時に、もたれていた手を下に向かって切り下ろすようにしましょう。
肘側の手も下に向かって押さえますが、主体は間違いなく、持たれていた手です。
  *切り下ろす手は手刀の形を取り、決して握らないことがポイントです。

④自分の体重がしっかりと相手の腕に乗るように相手の腕を下げます。
 自分の半身の姿勢を確認し、正中を意識しましょう。
 ここで初めて切り下ろした手で相手の手首を掴みます。
   *受けの人にもよりますが、相手の手のひらが上になるように持つのが理想です。
    しっかりと切り落とすと自然とそうなります。
    受けの人が不自然な動きをすると必ずしもそうはなりません。
    相手の頭が下がり、お辞儀するを通り越して、膝を着くくらいまで下げるのが理想です。

受けの人は、この段階まで終始相手を見るようにしましょう。
着く膝がどちら側かも注意しましょう。
武道ですから、相手から目を反らすことは致命的です。

⑤そのまま前進し、地面に向けて押さえ込んでいきます。

 受けの人は、顔が地面に叩きつけられないように手でガードしながら、順次膝を着き、腹這いになりましょう。
自分の抑えられている側の肩が地面に着く頃に、顔を逆側に向けます。
抑えられている側の足は伸ばし、逆サイドの足を曲げます。
この姿勢を大切にして下さい。

⑥相手の身体と腕が直角かそれよりも少し仰角になるようにして抑えます。
 自分の正中を意識してしっかりと体重を乗せ、良い姿勢で抑えましょう。
 跪座の体勢となります。
 相手の人が起き上がろうとしてもできないくらいにしっかりと抑えましょう。

 受けの人は、起き上がれないことを確認し、無理そうなら床を叩いて降参の合図としましょう。

床を叩くのは2回か3回が一般的ですが、極め技などの場合は1回の場合も多いです。
 *痛くて、一瞬で決まるので、1回しか叩けないだけかもしれません。

取りの動き

⓪相半身でお互いに構え、前の手を握られます。

 親指の位置、お互い一直線上にきちんと相対しましょう。
 自分の前の手を握られます。

①握られている前の手を内側から外側へ大きく回します。
  *なるべく大きく回しますが、自分の手が伸びきらないように注意しましょう。

 回すと同時に、相手の表に向かって、前足をやや進める場合が多いです。

②後ろ側の手で相手の肘を持ちます。

 自分の手がちょうど一番高く上がったときに、相手の脇が開き、肘が見えていると思います。
 その肘を自分の後ろ側の手でやや下側から持ちます。
  *まさに肘関節付近を持ちましょう。

③腰を切り、手を切り落としましょう。
 斜め45度くらいの方向に向き直るようにして腰を回転させます。
 *腰を切るという言い方をします。
 ①の時に前足を進めなかった人は、このときに相手の表側に一歩足を踏み出すことが多いです。

 同時に、もたれていた手を下に向かって切り下ろすようにしましょう。
 肘側の手も下に向かって押さえますが、主体は間違いなく、持たれていた手です。
  *切り下ろす手は手刀の形を取り、決して握らないことがポイントです。

④自分の体重がしっかりと相手の腕に乗るように相手の腕を下げます。
 自分の半身の姿勢を確認し、正中を意識しましょう。
 ここで初めて切り下ろした手で相手の手首を掴みます。
   *受けの人にもよりますが、相手の手のひらが上になるように持つのが理想です。
    しっかりと切り落とすと自然とそうなります。
    受けの人が不自然な動きをすると必ずしもそうはなりません。
    相手の頭が下がり、お辞儀するを通り越して、膝を着くくらいまで下げるのが理想です。

 相手の人が起き上がれないことを確認しましょう。

⑤そのまま前進し、地面に向けて押さえ込んでいきます。

 相手を腹這いになるように地面に押さえつけるようにして前進して行きます。
 相手が腹這いになるまで、自分は膝を着いてはいけません。
 腹這いにさせるコツは色々あるのですが、今は考えないで重心を下げていって下さい。

⑥膝を着き、押さえの姿勢を取る。

 相手が腹這いになったのを確認したら、相手側に近い足から膝を着き、相手を抑えます。
 ④の時から、終始持ち手は変えません。
  *途中で持ち直したり、持ち替えたりしないようにしましょう。
 相手の腕は、相手の身体と90度あるいはもうちょっと開く。
 手は完全に伸ばしましょう。
 相手の手のひらは上です。
 自分の膝が相手に近い方の側は相手の脇の下に位置するようにしましょう。
 正中を意識し、自分の中心にチカラが乗るようにして抑えます。
 膝は開きますが、跪座の姿勢でお尻を浮かさずに押さえます。
  *背中が丸まったりしないように。
 相手が起き上がれないことを確認しましょう。

受けの動き

⓪相半身でお互いに構えます。

 親指の位置、お互い一直線上にきちんと相対しましょう。
 前の手で、相手の前の手を握りましょう。

①握られている前の手を内側から外側へ大きく回されます。
  肘を曲げて、柔らかく回されてあげて下さい。
  脇が開き、肘が上がるのが自然です。
  頭が下がるのは構いません。
  手首がきつくなってしまうかもしれませんが、頑張って離さないようにしましょう。
  受けの人は肘を持たれるときの段階で、肘を柔らかくし、曲げるようにしましょう。
  手を突っ張って伸ばすのは危険です。
  *取りの人は肘が曲がっていないからといって、技が決まらないわけではありません。
   やりにくくはありますが。

②後ろ側の手で相手の肘を持たれます。

 肘を持たれます。

③腰を切り、手を切り落とされます
 肩が落ち、自分の頭がお辞儀をするように下がるのが自然です。
 急に下に落とされるので、地面に激突しないように注意しましょう。
 元々向いていた方向とは逆向き、つまり最初に後ろ足だった方の足に重心がかかります。
  *この一瞬下に落とされる瞬間以外は相手の目を見ておきましょう。

④自分の腕に体重が乗るように腕を下げられます。
 起き上がれないことを確認しましょう。
 ここまで落とされると、さすがに膝を着きます。
 着く膝は、最初の構えの時の後ろ足です。

⑤地面に向けて押さえ込まれます。

 腹這いになるように地面に押さえつけられ、前進されます。
 既に付いた片膝を伸ばすようにして、手や膝を順次丁寧に付きながら腹這いになりましょう。

⑥膝を着き、押さえの姿勢を取る。

 腹這いの姿勢になったら、相手の方向とは逆向きに顔を向けましょう。
 押さえられていない手は自分の顔のそばで、床に手のひらをつきます。
 相手に近い足はなるべく伸ばし、爪立ちましょう。
 相手から遠い足は曲げておきます。
 起き上がれないことを確認しましょう。
 起き上がれないことを確認したら、床を叩きましょう。

 

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