合気道のマナー

合気道のマナー

合気道をする上でのマナーです。
これは非常に大切なものですから、しっかりと目を通して下さい。
カテゴリー的には、先生へのマナーや同期へのマナー、道場に対してのマナー、稽古上でのマナーなどがありますが、ここでは分類が難しいので、羅列になってしまってます。

道場や先生によっては異なる部分も多いと思います。
当然、同じことであっても、人によって考え方、受け止め方は異なりますので、ケースバイケースなのはご了承下さい。

服装

道場に来る際は、基本的に服装は自由です。
しかし、稽古場である道場の部屋自体もそうですが、本部の建物自体も神聖な場所として認識すべきです。
あまりに華美な格好や良識を疑われる格好は控えましょう。

遠足ではありませんが、来る途中、家に帰るまでが稽古だと認識しましょう。道中のマナーも合気道家、武道家として振る舞い、合気会の看板を汚さないようにしましょう。

また、道着も空手や柔道など、他の武道の道着を利用すること自体はダメではないと思いますが、明らかに他の流派(養神館や心身統一、岩間流、富木合気道など)のものは無礼だと思います。
  *他流派の受け入れ等については合気会に予め確認すべきだと思います。

アクセサリー類

原則として、全て禁止です。
相手を怪我させる。自分が怪我をする。
両方の観点でダメです。
武道的な、マナーとしてもダメです。

唯一、結婚指輪だけがOKだと思います。

どれだけ邪魔にならなくても、ピアスも外しましょう。

腕輪、腕時計、ネックレスなども当然NGです。

何か特別な事情がある場合は、先生の許可を取りましょう。

爪、化粧、髪型、匂いなどなど

爪は切って、相手を傷つけないようにしましょう。
握ったり、手をついたりして自分の爪を損傷してしまうことを避けるためにも、適切な長さにしましょう。
握ったときに力が入る状態を意識しましょう。

化粧は最低限のマナーとして、して良いと思います。
ただし、当然ですが、相手に不快感を与えるような濃いものはNGで、香りがきついだけでなく、相手の道着を汚してしまうレベルもダメです。
これ、結構大事です。
相手の道着につけてしまう方、多いので。
道場は神聖な場所なので、華美な物は基本NGです。

ちなみに、マラソンをして汗だくになった後のことを考えてみて下さい。
化粧流れとか、女性なら想像できますよね?
そうなることを想定した化粧は大事だと思います。

リアルにハグすることを想像して下さい。
それで、匂いがきついのはNGです。
これは化粧や香水だけでなく、臭い意味での体臭もです。
エチケットは男性も心がけて下さい。

ちょっとひどい言い方ですが、口臭も同様です。
稽古中に相手から感じること、多いです。
マナーとしてこれも大事だと思います。

合気道は男女入り交じって行う稽古をします。
エチケットは男女で感じ方も違うと思いますが、これはお互いを尊重し、おもんばかるという観点からも必須だと思います。
特に、相手に指摘しにくいことですから、ご自身で管理願います。

髪型は後ろで束ねるか、肩に着かないようなものが好ましいです。
汗だくになって振り乱したときに、正直汚らしい、見苦しいのはご遠慮下さい。

 

マラソンの後にハグし合い、お互いにハアハアしながら多少しゃべる。

これを想像したときに必要なエチケットは何かと考えるとわかりやすいかもしれません。

 

①私語禁止

先生がいない間もなのですが、周りの迷惑にならない程度であれば許容範囲でしょうか。
 仲良くなってくると、当然コミュニケーションも増えてきますが、良い面もあれば悪い面もあります。
一生懸命稽古している横でおしゃべりをされるとイラッと来る人もいます。
気をつけましょう。
 また、人種、国籍、宗教、仕事内容や収入、既婚未婚など本当に様々な方がおります。発言には十分に配慮しましょう。
 特に、『自分なりの武道論』を語り出す人は嫌がられる傾向があります。
  *「うちの道場では・・・」とか、「○○流のやり方だと・・・」とか。

②稽古中の先生の指示がない状態での飲み物は原則禁止。

 先生によっては許可してますし、許可していない先生もいます。
 許可していない先生は、それようにこまめに休憩を入れて下さるはず。
 ルールを守りましょう。
 また、許可が下りている場合も、堂々と飲むのではなく、下座を向いたり、壁に向かって、控えめに飲むことがマナーだそうです。
 *稽古中に失礼しますという意味合いで。

③稽古中に教えたりするのは原則禁止

 先生という指導者がいらっしゃる前で、教えることは生意気以外のなにものでもありません。
 白帯は初心者です。
言ってしまえば、完全な素人だと思って下さい。
多少の先輩後輩はあったとしても、そういう認識は持っていた方が良いです。
ちなみに、5段以上の方が町道場で道場長になることが多いようです。
人を指導するというのはそういったレベルになってからでしょう。

先輩として、「アドバイス」をするのであれば、稽古終了後の自主練、居残り稽古の時にしましょう。
それも、上記を肝に銘じて助言すべきです。

合気道の稽古は原則として、『見取り』『模倣』です。
先生の技を見て教わり、受けて教わるというものです。
学校は非常に親切丁寧に解説や指摘をしてくださいますが、それが当然とは思わないで下さい。
この教わり方、学び方もまた、合気道の修行だという認識をして下さい。

  *なので、本当はこういったサイト自体が主旨にそぐわないものです。

④相手のことを考え、感謝する

 合気道は技をかけてもらって感謝、かけさせてもらって感謝です。
 一人では決してできない武道です。
 
 技を効かせることは大事ですが、相手を傷つけたり、痛い思いをさせるのが趣旨ではありません。
 男性の、しかも他の武道経験者に多いことですが、チカラが強すぎて、相手が嫌がることがよくあります。
 注意しましょう。

武道は、相手よりも弱い者、あるいは不利な状態からいかにして優位に立つかという逆転現象を起こす技術が盛り込まれています。
それこそが武術だと言っても良い気がします。
相手よりも弱いというのがポイントです。

相手よりも強いのであれば、技術や技は不要です。
力任せにぶん殴れば良いのですから。

なので、合気道をするときは、10段階評価で、相手のチカラを推し量り、それよりも1~2少ない力で技をかけてみて下さい。
それが上達のコツです。
相手よりも強大なチカラでねじ伏せたら、チカラによるものか、技によるものなのか判別がつきません。
合気道は女性の方が総じて上手いことが多いのはこれに由来している部分が大きいと思います。
 *強いではなく、上手いというのがポイントです。

⑤先生を敬いましょう

当たり前のようですが、意外とおろそかにしている方、多いです。
クラスに2名ぐらいは毎回います。
本人に意識はないので、悪意はないのでしょうが。
気がつくと、先生が説明している最中に腕組みをしていたりと無意識に普段の自分が出ている方が本当に多く見受けられます。
 *ご年配の方が多いですが、社会的地位の高い方も多いです。

あとは、さすがにご本人を前には言いませんが、教え方が下手だとか、誰々先生の方が上手いとか、不敬極まりない評定をする方もいらっしゃいます。

確かに、授業料を払っているのは我々であり、報酬の対価として、先生も指導はしっかりとすべきというのは理解できます。
しかし、人に指導を請うということ、儒教的な考え方で古いのかもしれませんが、そこにある礼儀というのを学ぶのも武道だと私は思います。

⑥先生の許可なく、指導以外のことをしないこと

これも、意外としてしまう方がいらっしゃいます。
だいたいが多少できるようになったちょっと調子に乗っている方です。

先生が、投げないで、その手前の崩しまで!
と言っているのに、多少できるものだから、最後までやってしまったり・・・。

大怪我につながったりすることも多いので、指導者の指示以外のことはやめましょう。

 

当たり前のようなことを書きましたが、本当に多いので、びっくりします。
外国の方は仕方がないと思いますが、私の道徳・礼儀(モラル・マナー)というのが間違っているのかとたまに不安になります。

和の精神

合気道をする方の目的も様々です。

精神を鍛えたい人、肉体を鍛えたい人。

礼儀作法を身につけたい人、武術としての技法を身につけたい人。

ダイエット目的の方もいらっしゃると思います。

武道として修練したい方にとっては、それ相応の覚悟で望んでいる方もおられると思います。そういった方からすると、何となくで始めた方に対して思うところが出るかもしれません。モチベーションの差が出てしまうのは当然です。

しかし、お互いの事情を尊重し、認め合う気持ちが大事だと思います。

和合するのが合気道ですから。

 

皆様、十分に気をつけましょう。

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