銀狼 合気道ブログ 両手持ちにおける捌きは初動が大事

管理人『銀狼』の合気道稽古日記

両手持ちは持たれたらもう終わり。

師範がおっしゃっていたのですが、
「基本的には、片手持ちもそうだが、持たれた時点で不利なのは間違いない。その不利をどう覆すかが技なのだけれども、さすがに両手を持たれたら、基本的にはもう無理。なので、がっちりと持たれる前に捌く」
と仰ってました。

確かにその通りだと思います。
さすがに両手持たれたら捌くのが困難です。

両手持ちにおける捌きは初動が大事

先日は稽古に行った際に、両手持ちにおける転身による捌きを行いました。

技としては両手持ちって簡単なんですよね、手順が。
基本は片手持ちと同じように考えれば良いので。

私が思うに、両手持ちの捌きで大切なことは二つあります。

そのどちらもが初動です。
くしくも、前回のブログで固い稽古が大事ということを書きましたが、今回の両手持ちは厳しいです。

なので、コツというか、大事なことの一つは、『持たれる前に自分の有利なように持たせる』ということです。
もう一つは、持たれてしまったら、『がっつりと持たれる前、緩い状態で捌く』ということです。

両手持ちの技は、ほとんどが片手持ちと同じです。
つまり、もう一方の手は持たれていないものと考えて捌くというような流れになっているのが多いのです。
もちろん、実際には持たれているのですから、自由には使えません。
それをある程度は自由に使える内に捌く必要があるということです。

自由に使えるうちにと言いますが、それでも、ある程度下準備が必要です。

持たれる前に自分の有利なように持たせる
これは、具体的に言うのであれば、転身の捌きをする際に、前の手で相手の手首を切る動作をすることが多いです。
その際に『遊び』となるスペースがないと、全く自分の手首が動かせません。
なので、手首の先端側ではなく、肘側に近い方をなるべく持たせる必要があるのです。
手を開き、相手の掴みを奥へと誘導する必要があります。
これも当たり前の話なのですが、相手が掴みにくる前にこちらも対応する必要があります。

私の場合は、これが苦手です。
相手が掴みに来る!と思ってから、実際に掴まれるまでの間に対応が遅れることしばしば・・・。
年のせいにはしたくありませんが、反応が悪すぎて、気付いたら持たれてしまっています。
なので、両手持ちの場合は、転身の捌きはあまり使用しません。
・・・できないともいいます。

相手方にも問題があり、『両手取りの技をするときは持たれた状態からスタート』と思い込んでいる方が初心者の方を中心に多いので、そこも問題ではあります。
しかも、初心者の方は、触れるか触れないかのギリギリのところで捌いた際に着いてこれないことも多いというのも問題でしょう。
言い訳ですけどね。

がっつりと持たれる前、緩い状態で捌く

持たれてしまったら、もう仕方ありません。
持ち直してとお願いするわけにも行きませんので。

なので、相手が力んで腰を落とし、さらには手をより優位な位置に移動させる前にとっとと動きましょう。

片手持ちの動きの中でも、持たれている手をもう一方の手で切って捌く動きですね。

私は選択の余地がなく、これで対応することが多いです。

 

どちらが良いのか・・・。
当然ですが、持たれる前に準備する方に決まってます。
だって、最終的には、触れるか触れないかの状態で捌きたいんですから。
持たせないことが大事です。

ただ、完全に持たせない方が良いのかというと、そこは私は微妙です。
経験上の話ですが、そうやって捌こうとすると、着いて来られない方が多いのです。
合気道の熟練者同士にしか通じない技って・・・と思ってしまうので、
私は持たせることを大事なのかなって思うときがあります。

最近は持たせる派に傾きつつあります。

初心者、初級レベルの方とやる機会が増えてきて、色々と考えたり学ぶことが多くて楽しいですね。
こういったサイトを立ち上げるのも、やはりそういった方々、特にAさんの影響が大きいです。

初心に返ること、初心者のことを考えることって大事ですね。

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