銀狼 合気道ブログ 後ろ両手取りの技の選択

管理人『銀狼』の合気道稽古日記

昨日の稽古では、後ろ両手取りを各種行いました。

皆さん、思い出しながらやっていることもあり、自由技では完全に動きが度々停止・・・。

 

当然ですが、自由技など、どの技をかけるかが未決定のものがシチュエーションとして多くあります。

例えば、正面打ちで相手の手刀を切り落とし、表に入った場合。
このときは、まだ選択肢として一教、二教、三教、四教と選択肢があるわけです。
正面打ち、来たっ!
とりあえず、切り落として表に入るぞ。
と考えて、その数秒の間に、何の技をかけるかを決めることが出来るのです。

裏に入った場合は、入り身した際の歩幅と相手の位置によって、小手返し、呼吸法、回転投げ、入り身投げと選択肢がほぼ自動的に決まります
つまり、どれだけ入り身して、相手との位置関係を構築するかによって技が決まるわけです。
良くも悪くもあまり考える必要がありません。

これは、逆に考えるのもありだと思います。

つまり、相手との位置関係で技を決めるというのが自然だと思いますが、
技を決めて、それに合わせて入り身するということです。
最終的な相手との位置関係を予測して動くわけです。

しかし、自由技、実戦では、予想とは異なる結果になることは往々にしてあります。
なので、どちらが理想かというと、結果としての位置関係から技を決めるというのが良いと思います

 

さて、話が逸れましたが、後ろ両手取りです。

私は、後ろ両手取りについては、持たれる直前に取りが技を決める要素が強いと思っています。

逆を言うと、持たれる前にかける技を決めておかないと、スムーズに行かないということです。

後ろ両手取りの場合、ほとんどのケースで、上方、前に釣り出すわけです。
上に釣り出し、潜る系のものは小手返し、入り身投げ、四方投げ、呼吸法。
 *どこに相手を引き出してくるのかによって変わるため、潜り方によって技が変わる。
完全には落とさず、相手の手が自分の目線くらいまで来れば三教で決める。
かなり前に落とすのであれば、呼吸投げ。
前に落とすのであれば、一教、二教、三教、四教。
下に落とすのであれば、回転投げ、一教、二教、四教。
やや後ろに落とすのであれば、同様に回転投げ、一教、二教、四教。

つまり、両手を釣り上げるのであれば、三教と回転投げ以外の投げ(小手返し、入り身投げ、四方投げ、呼吸法)はあまりよろしくない選択となる。
片方の手は、あまり上げる必要がないからです。

同様に、どの方向に落とすかでも選択肢は制限されてくる。

上記を踏まえると、持たれてから、手を釣り出すまでに技を決めていないといけないということだ。

別に、諸手取りでも、両手取りでも、交差取りでも、すべてにおいてそうではあるが、特に後ろ両手取りにおいてはこの傾向が強い気がします。

とりあえず、表に入ろう、裏に入ろうとか、そういったことを考える段階がない。
とりあえず、両手を釣り上げようでは、投げ系の技がその時点でよろしくない選択肢となってしまう。

もちろん、両手で釣り上げておいてから、もう一度片手を落として、小手返しでも、四方投げでも構わないんですがね。
どうしても、武道的な観点からいうと、隙、無駄が多いので、やはり好ましくないでしょう。

ちなみに、私は自由技は両手取りが苦手です。
後ろ両手取りは比較的すんなりと出てきますね。

後ろに回り込んで、片手を取られたくらいで技が心で決まっていることが多いので、それほどバタバタしません。

なので、逆に、決め打ちが出来る分、非常に楽です。
相手との位置や動きで技が変わる可能性が低いのが後ろ両手取りだと思っています。

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