銀狼 合気道ブログ 突きからの捌き・・・表か裏か

管理人『銀狼』の合気道稽古日記

突きからの捌きです。

自由技の場合、皆さんはどういった選択肢をされますか?

後ろに下がるという選択肢もないわけではありません。

ただ、合気道的な基本の動きであれば、転身によって、横面打ちの捌きのように表に捌く、
あるいは、裏に入って捌くの二択でしょう。

これは、突きに限ったことではありませんが、ほとんどのシチュエーションで裏の方が有利です。

当然です。
だって、相手の正面に逃げるよりも、背中に逃げた方が安全ですから。
なので、選択の余地があるのであれば、基本的な捌きは裏に入るようにして行います。

・・・。

・・・・・。

議論が終わってしまいました。

結論としては、以上ですが、ここでもう少しだけ考えてみたいと思います。

 

私の場合、裏に入りたいのはもちろんなのですが、つい反射的に真後ろに飛んでしまうこともあります。
また、相手の視線から逸れないように、表に逃げてしまうことも多いです。
 *私が相手と見合うような目付をしてしまっている時点で未熟なのですが。

これは、半分癖とも言えますが、本能とも言えると思っています。

人間、緊急時には理想的な動作が出来ないことは多々あります。
それを想定した上で、私は真後ろに飛んでしまった場合、表に逃げてしまった場合の練習はちょっと比重を重くして稽古しています。

いずれにせよ、なるべく相手の打撃、あるいは短刀を想定した射程圏外に退避することと、
短刀を無力化することに最大限の注意を払います。

これは、裏に入った場合も同じです。

意識しているのは、短刀を持っている手を制する、あるいは、前腕を制することは大事なのですが、
なるべく地面に近いくらい、下に押しつけるようにして制御することです。

そして、相手が軌道を変えた際にも、自分の前腕部、あるいは手刀部分で制御し出来る状態を維持しておくことです。

これが突きの捌きの最重要ポイントだと思っています。

 

ちなみに、表に捌いた場合ですが、四方投げに持って行くか、三教、四教などの固め技に持って行くかは何とも言えません。

四方投げの方がベターかと思っていますが、相手の短刀が長い場合は、自身の太ももを切りつけないように注意が必要です。
固め技系に持って行く場合は、相手の正面から脇の下をくぐり(内回転投げの入りと同じ)ますが、この場合、正面に入るので隙が大きいのが難点です。
当然、当て身を入れれば違うのですが、短刀を両手でしっかりと保持しておきたいので、片手を自由にしたくありません。
なので、四方投げの方がベターかな?と考えております。

裏に入った場合は、小手返しか肘極の二択だと私は思っています。

もちろん、呼吸法や呼吸投げ、回転投げ、入り身投げも良いのですが、
短刀取りを想定した場合、確実に相手から短刀を奪うことを考えると、上記の二択になります。

以外と、バリエーションが少ないと言えます。

 

ちなみに、表の方が良い場合があります。

一つは相手が一人ではないときです。
相手が複数いるときは、自分のポジションに気を配る必要があるのと、投げる方向を考えます。
投げ終わった際の位置関係にも気を配る必要があります。

二つ目には、相手が半身とはいえ、一重に近い状態の時です。
相手の表に入ってしまっても、真正面ではなく、やや相手が斜めを向いており、まだリスクが少ないです。

三つ目は、相手がかなり深く踏み込んで突いてきたときです。
この場合は、捌いた時点で、相手はバランスを崩していることが予想され、反撃のリスクは少ないでしょう。

四つ目は、そもそも、自分の正面ではなく、相手の裏に近い方向を突いてきたときです。
この場合は、むしろ、表に捌かなければなりません。
捌こうとしている方向に突きが出されているわけですから、わざわざそちらに飛び込んでいくことはリスキーです。

上記以外での表に入る選択肢はあまりないと思います。

基本は、裏に入るということ!

これが正解です。

 

・・・私は咄嗟に突きが出されたときに、ついつい真後ろに飛ぶか、表に捌いちゃうんですよね。

癖付けて治さないと。

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