投稿が大分空いてしまいました。
先日木曜日に久しぶりに稽古に行きました。
そこで言われたこと。
『手に力が入りすぎている』
自覚はあるんですけどね・・・。
膝を柔らかく使うことは合気道家の中では常識になっています。
ただ、体幹は力強くしている必要があったり、
肩から手首にかけては力強く張っている時もあれば、脱力が必要なときもあります。
手の重さは片手で約4kg。
急に脱力することで、握っている相手に4kgの負荷を与えることが出来ます。
同時に膝を抜くことで、自分の体重も少し上乗せできます。
これによって、相手が崩れる。
しかも、運足による移動で好きな場所に崩せるようになります。
運足するということは、少なからず足にチカラは入るわけですよ。
でも、膝はあくまでも柔らかく、脱力に近い状態になってるわけです。
そして体幹は軸をしっかりと保ちながらチカラは入ってる。
でも、手は脱力するわけです。
握る手自体は力がある程度入ってる。
まるで、右手で丸を書きながら、左手で三角を書くような感じで難しいですね。
ここにさらに順体の動きが加わると、手と足を連動させて動かす必要があり、
腰を切ることの意識も持つとなると、完全に動きがグチャグチャになってしまいます。
頭では動きを理解していてもなかなか実現できません。
日常とは違う身体の使い方をするってのは非常に難しいですね。